髑髏が書いてあるフラッグ

クレジットカード現金化は違法?犯罪?危険性やリスクを徹底調査

クレジットカード現金化は違法なのか、また利用すると犯罪になってしまうのか法的観点を交えて詳しく解説していきます。

クレジットカード現金化に潜む危険性やリスクも合わせて説明していきますので、初めてショッピング枠現金化を利用するという方はご参考にしてください。

クレジットカード現金化は違法なのか?

腐れかけた髑髏

実は過去に、消費者庁や金融庁がクレジットカード現金化の利用禁止を訴える声明を発表していたことがあります。

加えてクレジットカード現金化を行う業者が逮捕される事例も起こり、クレジットカード現金化=違法とする意見も少なくありません。

カード現金化、出資法違反容疑で初摘発 警視庁 都内の業者

2011/8/5付

クレジットカードのショッピング枠を現金化する方法で事実上のヤミ金融を営んだとして、警視庁生活経済課は5日、東京都台東区の貴金属販売会社「インフィニティ」の元代表で飲食店経営、橋本幸治容疑者(41)=板橋区仲宿=を出資法違反(高金利、脱法行為)の疑いで逮捕した。

逮捕容疑は2010年3月上旬から11年1月中旬ごろまでの間、千葉県浦安市の男性会社員(49)ら4人にクレジットカードでプラスチック製のネックレスなど360円相当の商品を約415万円で購入させた上、カード会社から入金される代金のうち約346万円を4人にキャッシュバックし、差額約69万円を実質的な利息として受け取った疑い。

利息は法定の10.96~22.95倍に当たるという。 橋本容疑者は06年7月から11年3月までの間、全国の顧客約750人に同様の手口で金を貸し付け、約8000万円の利益を得たとみられる。

日経新聞「カード現金化、出資法違反容疑で初摘発」

事実、Yahoo知恵袋などを見るとクレジットカード現金化は違法なので利用しないように、という書き込みが多く見られます。

またクレジットカードの発行元であるカード会社も、クレジットカード現金化を利用規約上で禁止しています。

クレジットカード現金化がカード会社に発覚してしまうと、

・強制退会
・支払い残高の一括返済
・クレジットカードの利用停止

などの処分が課せられてしまいます。

そのためくれぐれもクレジットカード現金化を利用の際には、危険性・違法性によくよく注意しなければいけません。

クレジットカード現金化は合法?

世間的にはクレジットカード現金化=違法という見方が多いものの、実際のところはどうなのでしょうか?

実はクレジットカード現金化を行なったとして、利用者が逮捕されたという事例は1件もありません。

これまでに逮捕されたのは全て、現金化業者側です。

またJCBのクレジットカードショッピング枠現金化に対する見解を見ても、クレジットカード現金化は違法とははっきりと明記していません。

クレジットカードの現金化ですが、先ほど解説したしくみを見ただけでも、正当な手法ではないという印象を受けたのではないでしょうか。

しかし、これらの現金化に関しては、明確な法律違反とはなっていないのが現状です。 なぜなら、買取式であれキャッシュバック式であれ、行為そのものはただ買い物をし、不要な物を売っただけ、キャッシュバックを受けただけ、という体裁ができているからです。

このような曖昧さが、適法・違法の線引きがはっきりできない、グレーな状況となっているのです。 クレジットカードの現金化を行っている業者が摘発された事例もありますが、罪に問われたのはあくまでも現金化する際の金利が出資法で定める上限金利を上回っていたからであり、現金化の行為そのものを罰したわけではありません。

しかし、クレジットカード会社の規約には現金化を目的としたカード利用を禁じる条文があり、規約違反となっており、リスクのある行為であることは間違いありません。 法律的には違法ではないから、やっても大丈夫だというような考えは、絶対に持たないようにしましょう。

JCB「クレジットカード現金化は違法?」

ではなぜ、クレジットカード現金化が違法ではないのか次のその理由を詳しく見ていきましょう。

クレジットカード現金化が違法でない理由

クレジットカード現金化が違法ではない理由は、クレジットカード現金化が商品売買だからです。

その理由はクレジットカード現金化の仕組みを詳しく知れば、自ずと理解することができます。

クレジットカード現金化は以下のような手順で行われます。

①クレジットカードで商品を購入する
②クレジットカードで購入した商品を現金化業者に転売する
③現金化業者は利用者から商品を買い取る
④現金化業者は利用者に、買取代金を支払う

順序立てて見てお分かりのとおり、クレジットカード現金化は単純な商品売買です。

売買を禁止されている商品をクレジットカード現金化に使用しない限り、単なる商取引が違法に問われることはありません。

これがクレジットカード現金化が違法にならない理由です。

警察や金融庁側としても、クレジットカードショッピング枠現金化が、本当に現金化目的のカード利用なのかそれとも日常的なカード利用なのかを完全に見分けることはできません。

仮にブランド品などを購入してクレジットカードのショッピング枠現金化を疑われたとしても、

「親や友人へのプレゼント目的で購入しました、その後既に当該の商品は持っているとのことだったので、不要になり転売をしました」

と言い張れば、事実性をそれ以上追求することはできません。

したがって今後とも、安心してクレジットカード現金化を利用することができます。

クレジットカード現金化のリスク

パソコンのセキュリティをチェックする人

クレジットカード現金化は違法ではありませんが、それでもカード会社に禁止されている行為であることには変わりありません。

利用しても法的処分が課せられることはないとは言え、世間的にはグレーゾーンなサービスであることは理解しておきましょう。

特にクレジットカード現金化には、次のようなリスク・危険性があります。

①悪徳業者が多い

過去に消費者庁や金融庁がクレジットカード現金化の利用禁止を訴えた理由として、現金化業者にヤミ金や詐欺業者などの悪徳業者が多いことが挙げられます。

クレジットカード現金化はグレーなサービスですので、詐欺やヤミ金業者が多くご利用前にはくれぐれも注意が必要です。

仮に悪徳業者を利用してしまうと、

  • 法外な手数料を要求される
  • 不当に換金率を下げられる
  • カード決済後、入金がされない
  • 闇金業者から電話がひっきりなしにかかってくるようになる

などの被害を被ってしまいます。

②手数料が高い

クレジットカード現金化が違法と言われる理由の一つに、手数料が高いとういことが挙げられます。

クレジットカード現金化をご利用の際には、手数料が発生します。

仮に手数料が20%だった場合、この手数料を年利換算すると20%✖︎12ヶ月で240%もの高額な手数料となるのです。

クレジットカード現金化は表向きは商取引ですが、実際にはお金の貸し借りと相違ありません。

そのためクレジットカード現金化は貸金業法の利息制限に違反しているのでは、という批判がされていますのです。

実際には、クレジットカード現金化は融資とは見なされていませんので現在は違法になることはありません。

それでもカードローンの利息が20%までと決められていることを鑑みると、クレジットカード現金化の手数料は非常に高額です。

③クレジットカード会社への支払いは必須

クレジットカード現金化で手にしたお金は、現金化業者に支払いをする必要はありません。

しかしながらクレジットカード利用分として、カード会社への支払いはする必要があります。

数万円〜10万円前後の高額なクレジットカード現金化を行なってしまうと、カード会社への支払いも窮してしまう恐れがありますので、注意しましょう。

特に分割払いやリボ払いを利用している場合、現金化業者に支払う手数料分に加えて分割金利・リボ金利もかかってしまいます。

金利手数料を二重に支払うことになり、余計に支払いに窮してしまうことになるのです。

クレジットカード代金が支払えないと、金融ブラックになり信用情報に傷がついてしまいます。

ローンが組めなくなる、社会的信用が低くなるといったデメリット・障害が発生しますのえ、くれぐれもクレジットカード現金化をご利用の際にはご自身の経済状況と照らし合わせて、無理のない金額を利用するようにしましょう。

クレジットカード現金化は犯罪になる?

ハッキングを防止する

上記の注意点に加えて、クレジットカード現金化を利用すると犯罪になるという指摘もあります。

具体的には、クレジットカード現金化利用者は以下の2つの犯罪に該当すると言われています。

①詐欺罪

クレジットカード現金化はカード会社の利用規約上で禁止されている行為です。

それを理解した上で、クレジットカードのショッピング枠現金化を行うということは、カード会社を騙す、欺いていると見なされます。

そのためクレジットカード現金化を利用すると、詐欺罪になるのではという指摘がなされているのです。

②横領罪

クレジットカードで買い物をした商品は、カード代金を支払うまではカード会社に所有権があると考えられます。

これはクレジットカードが代金の後払いという性質を持つからであり、カード会社が一時的にですが、代金を支払っているからです。

クレジットカード会社に所有権がある商品を転売する行為は、他人の物を許可なく譲渡していることに該当します。

そのためクレジットカード現金化を行うと、横領罪になる危険性があるのです。

実際に逮捕者はゼロ

クレジットカード現金化を利用すると、詐欺罪と横領罪という2つの犯罪に該当する恐れがあります。

しかしながら実際には、クレジットカード現金化を利用した人がこの2つの罪に問われたということはありません。

理由としては、

  • 詐欺罪は立証が難しい(クレジットカード現金化の利用意図を定量化することが不可能であるため)
  • クレジットカード会社にカードで購入した商品の所有権があるのかは、法的にも意見が割れる

ということが挙げられます。

先ほども述べましたが、クレジットカード現金化を利用しても犯罪になる心配はありませんのでご安心ください。

とは言えやはり、クレジットカード現金化をする際にはこのようなリスク・危険性があるという点に注意する必要があります。

まとめ

パソコンをハッキングされてしまった

クレジットカード現金化を利用する際には、現金化サービスが法的にグレーなサービスであること、闇金業者なども存在しているということを重々理解しておかなければいけません。

特にクレジットカード現金化は違法ではないものの、カード会社は利用を禁止しているという点は注意しましょう。

ただクレジットカード現金化は商取引をベースとしているため、利用しても違法に問われる心配はありません。

これまでに逮捕されたのは、あくまでもクレジットカード現金化を行う現金化業者側です。

そのため実際に利用しても、詐欺罪や横領罪に問われることはないのでその点に関しては安心してください。